2018年4月6日金曜日

私にとっての歌集とは

短歌は一首で読んでも10首で読んでも良いものです。
でも歌集となるとまた別の意味を持ちます。
その人の世界にどっぷり、なわけです。
人によってそれは、美しかったり、苦しかったり
様々ですが、
他者の世界に浸かるというのは
新しい発見、共感、嫌悪、面白さ、
そういう感情たちに出会い、
自分自身と向き合うことにもなるのではと
思っております。
結局、歌集を通して対話しているのですよね。
私はその感覚がとても、好きです。
願わくば私の歌集も様々な人にとっての
向き合いや対話になることを祈ります。

●まだ、募集しております。
どうかもう少し、もう一歩、力を貸してください。

2018年4月2日月曜日

忙しいことは良いことか?

最近の短歌関連の近況を述べますと、

まず、茨城短歌アンソロジーの編集をやっております。
17人もいるから意外と大変!
裏表紙の牛久大仏はNG出るし!
とにかく頑張ります。

明日まで短歌×写真集のミニ展示を
デザインフェスタギャラリーアートピース12で
やっております。
内容は短歌×写真集六冊の展示と朗読です。

賞に応募するための50首をつくっています。
50は初挑戦なので難しい…。
テーマがブレるんですよねぇ。

クラウドファンディング24日までです。
あれこれ手を尽くして歌集は出します、絶対。
それの少しでも助けになるよう
皆さま力を貸してください。
写真も交え、素敵な歌集にします。

(非常に申し上げにくいことですがお知らせです。既にクラウドファンディングに投資した方は、出資額のアップグレートが可能です。その際はcontact@motion-gallery.net にご連絡ください。よろしくお願いします…!)

短歌とは別に成都の写真集も作ってます。
文フリで売るのでよしなに。

というわけで予定がバーストしてますが、
4月の無職のうちに片付けます!

文フリ来てね。

2018年3月20日火曜日

かばん退会について

既に周知の通り、
私は3月をもちまして6年所属していた
「かばん」を辞めることになりました。

きっかけは表紙版下の係を降りることになり、
最後に繋ぎ止めていたものが切れたことによるものです。

実際私はここ半年くらいひどく体調が悪く、
歌会に出るのが辛くなってしまって、
冊子を読むのも辛くなってしまって、
短歌は詠めても、
チーフを頼まれると辛くて
でもみんなで作る冊子だから協力しなきゃという
思いもあって断れず、(断っても良かったんだな)
詠草を詠む以外はほとんど辛かったです。
体調不良で稼げないので
お金もなくて、会費は母に払ってもらっていました。
それも嫌だった。

でも、私はかばんの皆さんが大好きでした。
歌会や二次会の場の雰囲気が大好きで、
皆さんの話は面白くて。

だからやっぱり、
いつか元気になったらまた戻ってきたい。
かばんを通さなくても
皆さんと会って話したい。
そう思っています。

だからこれからも、
どうぞよろしくお願いします。

2018年3月16日金曜日

伊波真人『ナイトフライト』を読んで

伊波さんの『ナイトフライト』読了しました。

私が正直に言う伊波さんの短歌は
「ムーディーでロマンチック」というイメージがあり、

本当に正直な話、昔は顔が赤くなるような短歌もありました。
例えばコレ。

シャッターを押すのを見たことないけれど君のニコンは首飾りかい

他にも、いくつかあるんですけど、ここでは省きます(笑)

でもそんな短歌群はIで大体無くなります。
そこからは、
ムーディーでロマンチック、でもおかしみや生活感が入るような。

千年後日本であまた出土するイオンモールという名の遺跡
眼鏡屋で視力検査のとき見える気球の浮かぶ場所に行きたい
暗闇の向こうにいくつも窓がある水族館をそろりと歩む

どれも生活感がありますが視点が面白くて素敵ですね。

そして最後に別れの歌が秀逸。

家じゅうの時計の電池がいっせいになくなるときのような幕切れ
散りぎわがいちばん恋人らしかった僕らを残し日々はつづいて

どちらも好きな歌です。
ロマンチックな伊波さん(の短歌)だからこそ、
別れの歌がこんなに美しく切ないのか。
最後の歌なんかは連作で読むからなおいい気もします。

楽しませていただきました。
今後の活躍も期待してます!


2018年3月1日木曜日

振るわない

クラウドファンディングが始まって
今日で6日目。
支援者は1名(ありがとうございます)。
これはかなりまずい状況だと思います。

私は生半可な気持ちでクラウドファンディングを
始めたわけではありません。
準備も色々大変だったし。

何より、現時点で歌集を出す方法がそれしかないのです。
私は体調不良が原因で解雇されたことが4度。
解雇とかいうとびっくりするかもしれませんが
もう慣れたものです。苦笑
勤務は週五フルタイムから週四、さらに週四時短へ
変えていきましたが、
結局前のところも具合が悪くて続けられませんでした。

短歌をやってる方にはうつ病とかの精神疾患を抱えてる方が
たくさんいますけど、
私は双極性障害でも重い方だ、と先生に言われています。
本当なら仕事せず家にいろと。
そんな状態でお金があるわけないんです。

親も年金暮らしですし、
親の遺産が入る頃には歌集を作れる状態か。

何より、どんどん体調の悪くなってる私が、
遅くなればなるほど
歌集出版の夢は遠のきます。
あとは死後かもしれません。

だから、今!クラウドファンディング!!
なんです。

私は決して不幸自慢をしたいわけではありません。
ただ現状を理解して欲しいと思って今回書きました。

何度でも、と言ったけどそう何度もはできないかもしれない。

どうか、よろしくお願いします。
https://motion-gallery.net/projects/kasyu_cfun820

3000円からあるよ!

2018年2月24日土曜日

再度の挑戦。

以前は無理ゲーに近かったクラウドファンディング、
出版社と出版価格の見直しと、
リターンの見直しをしました。
どのコースを選んでも歌集が付いて来るようにしました。
価格が上がればあれもこれもつけちゃいます。

と、言うわけで、
どうかご協力お願いします。

前例がないから賛否両論かと思うし、
賞の候補にすら上がらない私ごときが
歌集を出すことの意味も十分考えています。

もし叶うなら、
これほど嬉しいことはありません。
もしダメでも私は何度も挑戦しますよ。

協力してくれるもあり、
ただ見守るだけでもあり、
批判するでもあり、です。

でも、良い歌集にしますから。
それだけは、頑張りますから。

よろしくお願いします。

https://motion-gallery.net/projects/kasyu_cfun820

後悔しない人生を生きたい、いつも。



2018年2月23日金曜日

ナイス害さん『フラッシュバックに勝つる』を読んで

去年の秋文フリで買った『フラッシュバックに勝つる』
をようやく読み終えましたので感想を。

ミョウバンの結晶ごときに負けている  輝けるならなんだっていい

最初の8ページでこの歌を見て、意外に思いました。
なんというか、失礼ですけど、私がナイス害さんに
抱いていたのは、下ネタだったり面白可笑しい感じの
短歌を詠むイメージがあったからです。

神を描く桃色の手は銀に濡れこの美大生は昼を知らない
パトカーの後部座席で俺たちは虹に等しい夢を語った
その先は僕が連れてく  花冷えに震える右手ひとひらの爆撃機

神、銀、美大生、虹、花冷え…
それに対比する
昼を知らない、パトカー、爆撃機。
その差異が美しく感じられる歌です。

レンコンはレンコンのまま調理されあなたはあなたのままで泣いてる
来世ではこの市役所のペンとなりみんなの名前になって生きたい

この二首とっても好きです。
ちょっとクスッとくるけれど、
臨場感があって、
そう思った場面のことを考えてしまう。
その場面がとても素敵なのです。

全体を通しても
思っていた下ネタは少なく(笑)
良い歌が多かったです。
比喩や空想が入り混じったりするけど、
読みやすかったです。